よけておくのはもったいない、名脇役のすごさを伝えたいです。料理に添えてあるパセリを食べる?
3月 20, 2014 No Commentsこれはtweepie「みんなのツイート」から、いろんな人の
いろんなことをのぞいてみよう、というコラムです。
https://twps.jp/1p/answer_list.php?q_id=1099
みなさん、お肉は好きでしょうか。動物性脂肪や動物性タンパク質をたくさん摂取すると体臭を出しやすい体になる、と五味クリニック「わきが手術相談室」のページで解説されています。そこで消臭効果の高いパセリの摂取がすすめられているわけですが、ステーキ皿などで存在感を放つ、緑のあいつをきちんと食べている人ってどれくらいいると思いますか? ツイートから割合を探ってみました。
【1】飾りとして、そのままにしておく
多数派だったのは54%で「食べない パセリって食べるもの?色あいを良くするだけのものと思っていました」「食べない 子供の頃は食べてたけども何か作り物みたいで嫌w」「食べない :添えてあるパセリは食べないけど 、パセリの天ぷらは大好き (・∀・) おいしいよ−★☆ :」でした。苦味が好きじゃない、外食だと使いまわされている疑念が払拭できないとの声が出ています。
性別では男性は両者が肩を並べているのに対し、女性は59%が食べておらず、味覚の違いが現れていました。世代別だと30代までは食べないのが、40代以上は食べるのが主流です。どうやら30~40代にかけて、嗜好に変化が現れるようです。
地域別だと中国地方や北海道・東北は食べる側が多く、北陸・甲信越と四国は二者が同じくらい。それ以外の地方だと東海の63%で食べないと答えていたのが最大でした。職業別だと公務員、自営業、無職は半数以上が食べており会社役員は両者半々。食べない側は学生の63%がトップです。結婚していたり、子供のいる家庭だと大まかに両者二分される形となっていました。
パセリ単体を野菜コーナーで売っているスーパーもあるなか、まったく手を付けない人にとって、食品とすら認識されていない扱いには侘しいものを感じます。ふと何気なく食べてみたら平気だった、みたいなことが起こりうる可能性を信じましょう。めげないで、パセリ。
【2】粉状にしたり、ひと手間かけると食べやすくなる
平らげる側は「食べる 料理に添えてあるパセリは他物と一緒に食べてます」「食べる 親が残すと子どもも残すから、おいしくなくても食べるー」「食べる 育てたこともあるくらいパセリ好きなので、毎回食べます」「食べる 口直しにいいですよ(笑)」等つぶやいています。含まれている栄養分のため、毒消しだと思っているとの理由が挙がっていました。
農林水産省の地域特産野菜生産状況調査を追うと、平成12年におけるパセリの全国での収穫量は9179トンで、販売量が7479トン。それに対し10年後の平成22年では収穫量が3663トン、出荷量が3437トンと半分以下まで減っているのが判ります。数字の裏には作り手の問題だけでなく、需要の問題も潜んでいるように思います。
好きな人にとっては、長きに渡って不遇な時期が続いている状態です。今の季節には試せませんが、食べ物の栄養価と効能というサイトに、蚊に刺されたときパセリの葉をすりつぶしてすり込むと症状が和らぐ、とあります。食用以外にも効果を発揮するパセリ、もしお皿の上で見つけたら、ちょっぴり我慢して食べてあげてください。きっと、あなたの体に役立ってくれるはずです。
【今回のナンバーワンツイート】……「食べる パセリを敬えよ」
過激派ですね。やしろを建てて崇め奉り、結果食べない、みたいな方向に走られてもなんなので、食べられるのに捨てちゃもったいないぞ、くらいでお願いします。
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